【用語解説】キャピタルコールとは?

キャピタルコールとは? 用語解説
キャピタルコールとは?

キャピタルコールとは?

キャピタルコールとは、ファンドにおいてLP投資家(有限責任組合員)が、GP投資家(無限責任組合員)の要請に応じて、段階的に資金の払い込みを行う方式のこと。拠出資金の分割払い。

「キャピタル=資本」を「コール=要求する」というそのままの意味。

キャピタルコールのメリット

なぜキャピタルコールのような払い込みの仕組みがあるのだろうか。

例えば100億円のファンドがあったとして、運用初日に100億円すべてを投資することは不可能である。VCファンドもベンチャー投資のプロセスと基本的には変わらず、スタートアップ企業をリサーチし、投資価値があるのかを見定め、投資委員会を通して選定し、投資を実行していく。こうしたプロセスを最初の数年は繰り返していき、スタートアップ企業に資金を入金していく。そのため、運用開始時点で100億円あったとしたら、多くの資金が寝かされる状態になる。

また投資家にとって、今日の100円は明日の100円よりも価値がある。つまり今現在、手元にある現金は普通預金に入れさえすればリターンを生む。その現金が何にも投資されることなく寝かされる状態ほど愚かなことはない。

キャピタルコールは、ファンドの投資進捗に合わせる形で、GP投資家が「投資する資金を振り込んでください」と、LP投資家に事前に通知する期間内に、契約上定められた金額(あるいは割合)の範囲で資金拠出をしていく。そのため、GPもLPも手元に現金を置きながら別の投資を行い、ファンドの手元資金が少なくなってきたタイミングで払い込みができるので、合理的な払込方法と言える。

コメント

タイトルとURLをコピーしました